33才サラリーマンが減量手術を受けてみた(仮)

体重100kg超えの33才サラリーマンが減量手術によってダイエットする日々について書いたブログです

5月12日(金)仕事と食事(ステージ①→②)

5月12日(金) 92.2kg

 
結論:液体だけ摂ってて仕事はできない
 
今週は月曜日に術後初出社し、その日は午後休。
火曜日はフレックスを使って定時前退社。
水曜日にフルタイム働けるか試みたのですが…
 
しんどい、マジでもう無理。
 
夕方位に大分ふらついていたところに打ち合わせが入り、なし崩し的に残業した後、仕事のミスが出てしまったところで限界だと判断。
翌日からステージ①とステージ②の折衷のような食事をしています。
 
○朝食
・豆乳
 
プロテインはそのままに、栄養強化を狙って割り材を水から豆乳に変更
 
 
○昼食
・たまご豆腐or茶碗蒸し
・味付卵
・野菜ジュース(おやつ)
 
昼食に本来ステージ②のたまご豆腐と味付卵を追加。
ただし食べるときは時間をかけて、かつダンピングを起こさないよう食事中は水は飲まないようにして食べています。
 
○夕食
・味噌汁(YMC支給のサプリ添加)
・ビタミンジュース(YMC支給品)
 
食事内容自体はステージ①と同じ。
 
○夜食
・ヨーグルト(プロテイン添加)
 
残念ながら流石にこの夕食だけでは足りないので、夜のおやつとしてヨーグルトを食べる。
トクホで内臓脂肪が減るとされる「恵」を食べる辺りがささやかな抵抗。
 
これで何とか定時までは頑張れる感じです。
食事量が増えても体重の減少スピードは変化なかったため、一応来週一杯はこれで頑張ってみようと思います(フラグ)。
 
 
また、働く中で気づいたことが2つ。
 
(1)体力的には順調以上に回復してきているものの、ある種の精神力(集中力の深さや持続性)はまだまだ途上な感じがする。これは術後に回復するのか、それとも摂取している栄養に課題があるのか。
 
(2)財布の中身がほとんど減らない。これまでは昼食500円、夕食1,000円ぐらいは普通にかかっていたものの、現状食費は1日2~300円程度。いろいろな意味で生活の質が上がる(食生活を除く)。

5月11日(木) 傷の回復状況とお風呂について

5月11日(木) 92.6kg

大人はウソつきではないのです。過ちを犯すだけなのです(詳しくは明日)。
 
傷の状況。
結論から言えば術後2週間経たずにほぼ塞がっています。
流石に傷口を公開するのは控えますが、イメージとしては「ちょっと深く切ってしまったカッターの切り傷」に近い感じ。
…、書いていてこれはこれで痛そうだなぁ。
 
現状傷口の痛みは、表面的な意味でも内部的な意味でもほとんど無い状況です。
手術直後はクシャミだけでも痛みで悶絶していましたが、今は腹筋を使っても痛みはありません。
 
傷口回復状況踏まえ、本日10日ぶりに入浴しました。
YMCからも1週間程度で入浴できると聞いていた(ただし傷口は濡らさぬように)こともあり、まぁ大丈夫かなぁと。
 
と言うことで、私自身の回復状況は上々です。
そうなるとやはり問題は食事と仕事。
明日改めて1週間のまとめをしようと思います。

5月9日(火) ステージ①の食事

5月9日(火)

術後2週間はステージ①と呼ばれる流動食の期間となっています。

ちなみに私は退院してからだいたいこんな感じの食事をしています。

 

【朝食】

プロテイン

これまでは朝ご飯を食べなかった私ですが、食事から得られるタンパク質が不足することを踏まえて、夕食のサプリに加えて朝ご飯代わりにプロテインを300ccの水に溶かしたものを朝ご飯として摂っています。

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【昼食】

・ビタミンジュース(YMCより支給)

・野菜ジュース(食塩・砂糖不使用のもの)

昼はYMCから支給されたジュース(栄養強化されたもの)を一口ずつ時間をかけていただいています。その場ではこれで概ねお腹一杯になります。

ただ、仕事をしだしてからはこれでは持たなくなってきたので、時間をおいておやつ代わりに野菜ジュースを飲んでいます。なお、砂糖を使用したものはダンピングの危険性があるので、砂糖・食塩不使用のカゴメ野菜生活100」を愛飲しています。

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【夕食】

・味噌汁(YMC支給のサプリメントを追加)

こんにゃくゼリー

YMCからはコンソメスープか味噌汁ならOKと言われており、僕は好きな味噌汁を選びました(YMC支給のサプリメントを足して飲んでいますが、特に味に変化はありません)。

ただ、これだけでは満足できないため、入院中に出ていたゼリー的なものを探し、最終的にこんにゃくゼリーにしました(今、スーパーやコンビニで売っているゼリーは大体中に具が入っているので、具なしなのはこんにゃくゼリーぐらいしかなかったというのもありますが)。

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これの他に麦茶を1Lぐらい飲むようにしています。

 

ちなみにこれで1日の摂取カロリー大体400kcalぐらい。

なお、Fitbitで計測した本日の消費カロリーは3,410kcal。

 

しぼうをもやしていきている。

 

5月8日(月):術後1週間目のステータス 94.0kg

5月8日(月)

術後1週間目のステータス

身長:170cm
体重:94.0kg(手術前日100.1kg(▲6.1kg)、術前最大時102.3kg(▲8.3kg)
腹囲:110cm
外観は以下のとおり

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(術前)

 

rokkun-genryo-shujutu.hatenablog.com

 

 

 

5月8日:術後初出社と体力の回復状況

本日、術後初めて職場へ出勤し、午後休取得し昼過ぎに帰宅しました。
私は完全なデスクワーク職で、午後休も大事を取ってですので、明日からはフルタイムで出社する予定です。
 
一応出社にあたり、前週末に事前に①電車で、②半日程度外出を行い、出社が可能そうか判断しました。
 
①について、退院時に車に乗った際にゲロゲロ吐いてしまった事を踏まえ、電車に乗るのは大丈夫か確認しました。
結果として電車の揺れ等については特に問題ないと判断しました。
不安なのは通勤ラッシュに耐えられるかで、大事を取って1時間早く家を出ましたが、特に途中で休むことなく会社に着きました。
とはいえ、出社にいつも以上に体力を使った感じはありました。
 
②について、日曜朝から外出した際は昼過ぎに体力が尽きた感じが正直ありました。
それを踏まえての今日の午後休で、事実家に帰ると倒れ込むように寝てしまいました。
明日以降も残業はせず、場合によってはフレックスで早めに帰る予定です。
 
この辺りの柔軟さは予め上司にネマワシしていたのが効いているのかなぁと。
また、入院がGWと重なってほとんど年休消費しなかったのも大きかったかもしれないです。
 
なお、こう見るとまだまだ体力が回復していないように思われるかもしれません(事実そうではあるのですが)が、実際には日常生活は概ね問題ないレベルで回復しています。
例えば下記記事で紹介した器具(トリフロー)ですが、手術直後は3つの玉ひとつも上げる事が出来なかったのですが、現在は術前と同じくらいの呼吸ができています。

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はじめに~減量手術って何ですか?~

(問)そもそも減量手術って何ですか?

(答)右のリンクにある「減量手術.com」を見てください

 

…、では余りにも遊びがないので一体験者なりのまとめをしてみます。

なお、もし「こういう観点から体験者の意見が聞きたい」というのがあれば、この記事にコメント付けていただければ、この記事に書き足すなり、別に記事を作成するようにします。

 

質問.減量手術ってどんな手術なの?

なんとなく「減量手術」と聞くと、脂肪吸引のような贅肉を取り除くような手術をイメージされるかもしれません。

一方、私が実際に施術を受けたのは「スリーブ状胃切除術という胃を小さくする手術です。
写真で見てみるとイメージしやすいかなぁと思います。

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通常の人の胃のサイズは大体2,000cc(左のペットボトル)と言われています。
それを大体150ccぐらい(右の紙パック)まで小さくします。
 
この胃の縮小により2つの効果があります。
①胃が小さくなった分、単純に食べる量が少なくなる
胃にある食欲を司るホルモンの分泌量が減るので食欲自体が弱まる
 
要するに食べる量をコントロールする(私流の解釈ではコントロール出来るようにする)ダイエット法です。
 
ただし、胃は伸び縮みする器官ですし、食べる量が増えてしまえば体重は元に戻ってしまいます(確かマラドーナはこの手術を2回受けていたはずです)。
だからこそ、術後に生活を見直し、減量した体型を維持する生活習慣を身につける必要があります。
この手術が「食欲をコントロール出来るようにする」と書いたのはこういう意図からです。
 
 
質問.胃を小さくするなんて怖い!リスクはないの?
とりあえず経済的な問題は横において、体調的な部分のみ記載します。
 
胃を切る以上、合併症等の当然のリスクはあります。
ただ、この部分は施術する病院にも寄ると思われるので、通いやすさだけでなく施術数も考慮に入れた方がいいと思います。
その点、YMCは施術数も日本一で、非常に安心して手術を受けることができました。
 
ただし、手術直後は猛烈な体調不良に襲われます。
私の場合は疲労感、吐き気、傷口の痛みが大きかったです。
YMCは腹腔鏡手術という体に負担の少ない術式ということもあり、施術の翌週には職場に復帰しましたが、場合によっては1ヶ月近く入院するケースもあるようです。
 
術後のリスクとしてよく挙げられるのがダンピング症候群です。
胃の機能として、食べたものを一時的に貯め、消化し、徐々に腸へ送るのですが、減量手術をすると胃の貯めておく機能が失われることになります。
そんな胃に一度に処理できない量の食べ物が送り込まれると、吐いてしまったり、体調不良になったりしてしまいます。
これは食べる量をコントロールすることで発生を抑えることが出来ると言われています。
私は食事の際に食べ物は小スプーン、飲み物はお猪口を使って、一度に食べる量をコントロールしています。

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質問.手術後はどんなものが食べられるの?ずっと流動食しか食べられないの?

食事は術後2週間のステージ①、術後2~4週間のステージ②、術後1ヶ月以降は徐々に普段と同じようなメニューを食べることができます(食べられる量は減る)

 

各ステージの食事内容については下記の記事をご覧ください。

 

rokkun-genryo-shujutu.hatenablog.com

 

 

rokkun-genryo-shujutu.hatenablog.com

 

 

rokkun-genryo-shujutu.hatenablog.com

 

質問.減量手術って受けるのにいくらぐらいかかるの?

自費診療の場合200万円以上かかりますが、私の場合60万円ほどで済みました。

詳しくは下記の記事を見てください。

 

rokkun-genryo-shujutu.hatenablog.com

 

 

術前ダイエット法〜運動編〜

術前ダイエット法〜運動編〜
私の場合、術前検査の際にYMCから活動量計を貸与されていたというのが大きいですが、これを機に自分の日々の運動量をカウントしてみました。
 
なお、よく1日1万歩とか言いますが、あれは宣伝上の文句らしく、1万歩という数字に合理的な理由は無いらしいです。
ちなみに私は通勤含む平日の会社生活では大体8千歩〜1万歩位を計測していたので、下記2点を除き特別な運動はしませんでした。
 
特別運動① 昼休みの水中ウォーキング
私の会社すぐ近くのスポーツジムが提携施設になっていたため、昼休みの30分間の運動として活用。
これが良いストレス発散・気分転換になる。
食事は減るし、カロリーは消費されるで一石二鳥。
ただし会社の規定で月4回しか利用できないのが玉に瑕。
 
特別運動② 趣味(草野球)
私の場合、すぐ近くに河川敷の野球グラウンドがあることもあり、普段から週末は草野球に没頭。
コストもそんなにかからず、ポジションによってある程度運動量もコントロールできるので、個人的にはいい感じ。
下手すりゃ土日で1試合づつやる。
 
後は特殊要因としてプロ野球観戦。
多分応援の際の手拍子が歩数としてカウントされており、観戦に行った日は歩数が普段の倍近くになる。
まぁ、大声も出しているし多少はね?
 
そんなに感じで4週間の平均は1万歩/日をこえたぐらい。
デスクワークのサラリーマンにはこれぐらいが限度。
 
 
 
追記:別に書こうと思いますが、現在はfitbitのCharge2という活動量計を使っています。
運動指導士の先生曰く、外国の方で手術を受ける人はよくこれを付けていて、術前後の健康管理に活用しているのだとか。
私に活動量計が貸与されたのも、日本でそのような情報を蓄積するための一環のようです。