33才サラリーマンが減量手術を受けてみた(仮)

体重100kg超えの33才サラリーマンが減量手術によってダイエットする日々について書いたブログです

術前ダイエット法 〜食事編〜

術前ダイエット法〜食事編〜

 
1ヶ月で3kgしか減らしていない奴が何の戯言をと自分でも思うが、とりあえず備忘として。
 
YMCから指示があったのは「夕食をマイクロダイエットに置き換えること」のみ。
無論初診時から5%減量しないといけないとは言っていたけど、多分あれは建前というか、心構えの部分が大きいのだと思う。
 
で、結果として置き換えダイエットは多分微妙。
というのは飲み会やら残業で遅くなったときやらには普通に外食して、実際には支給された4週間分のうち、半分くらいしか消費できなかったのが実情。
だからもっと徹底してやったら更に減量できたかもしれない。
 
まぁ、個人的には、当面ラーメンや酒は食えないのだから、末期に美味しいもの食べて結果太らなかっただけ良いじゃないと思いたい。
 
なお、先達の方のご意見を伺うとマイクロダイエットは味が微妙と言う方もいらっしゃりますが、個人的には氷を入れてジュース感覚で飲めば何味でもいけます。
ただ、フルーツ系のテイストのほうが僕の好み。
 
ちなみにお酒は術前1週間前までは普通に飲んでましたが、ツマミは鳥の胸肉等の糖質の無いもの、加えて最後の1週間は流石にノンアルコールビールで凌ぎました。
 
 
どちらかというと意識していたのは飲みもの。
昔は下手するとダイエットペプシ1.5Lを1日で飲む典型的な「気遣う方向を間違えたデブ」だったものの手術を決めてからは炭酸水又は野菜ジュースに置き換えを進め、特に炭酸水は術後飲めなくなることを踏まえてそれをさらにお茶に置き換え。
 
なお、ペットボトルのジュースを何故飲みすぎてしまうかの私の回答が「いつでも飲めるから」なので、現在はコストを気にせず2Lのお茶を通販で買っています。むしろ痩せたのはこちらの方が大きい気がする。
 
元々朝食+間食は抜きなタイプだったので、とりあえずできるところとしてはこんなところかなぁと。
飲み物を見直す+週の半分は置き換え食にするで月2〜3%減量は十分できると思いますし、そんなに負担感も無いです。

5月2日~5日:入院~手術~退院記

5月2日に入院、手術、3日間の入院後本日退院してきました。いやぁ、しんどかった。とりあえず経過を含めて記載します。

 
5月2日(火)
手術当日。朝計量すると99.0kg。目標体重までは落ちなかったが、ここまできたらどうしようもないので堂々と行く。一応3日間の着替えは用意したものの、結果的に着替えたのは2回だけ。薬やCPAP、トリフロー(呼吸の訓練機器)も合わせて持参する。
 
病院に到着すると真っ先にインボディ計測をする。筋力全体は平均以上、下半身は弱めな傾向は変わらず。落ちた体重分筋力が落ちてる。軽く凹む。
 
病室へ移動。GWのためか他に入院客もいないようで、割りと広めな病室を使わせて貰える。ラッキー。
 
手術が13時で入院が11時なのであまり余裕もなく、採血や着替え等バタバタと準備をし、アワアワしながら立ち会いに来てくれた母に謝辞を述べ、ワタワタと手術室に向かう。何となく緊張感が増してきたところで…
 
麻酔医師「私(仮)さーん、ゆーっくり息を吸ってくださいねー………」
 
 
 
 
 
 
 
痛てぇ!(男性器が)痛てぇ!
 
目覚めたらそこは術後の回復室。今から思えば手術した腹部も痛かったのだが、それ以上に男性器が痛い。
 
私「すみません、男性器が痛いのですが…」
看護師「尿道カテーテル入れてますからねー。お医者さんの判断ですけど、通常は明日の朝まで入れてますよ〜。」
 
体の内側からの未知の痛みに恐怖を覚える。実際にはカテーテルを使わないと尿がダダ漏れになるらしいが、何となくこの状況が維持されるのはアカン。看護師さんにとりあえず元気アピールをして、まずは病室に戻ることに成功する(自力で歩くことになるので要注意)。
 
戻ってきたチューブまみれの息子にびっくりする病室で待つ母。ビックリついでに部屋に備え付けのトイレに行く母。
 
母「私(仮)〜、トイレの流し方が分からないんだけれども〜」
うん、母さん、とりあえず黙ろうか。
 
最早立ち会いがいてもどうしようもないと母を説得し、穏便にご帰宅願う。ここで大体18時くらい。
 
そこから術後12時間後まで定期的(2時間毎?)に検査(主に血液検査?)を受ける。当然その間眠れない。結果日付を変わった1時までうつらうつらし続ける。これが辛い。痛み止めが点滴に入れられていたので傷口の痛みはあまりなかったものの、結局途中で抜いて貰ったカテーテルの痕の痛みが一番辛かった。そんな眠りたくても寝られない状況でも、最後の診察を終えると泥のように眠りに付く…。
 
 
 
5月3日(水)
入院2日目。
カテーテルは抜かれたものの、朝の段階では酸素呼吸器や点滴、血栓防止用の器具が付いている状況。それも検査を経る毎に1つづつ取れていき、夕方にはチューブは取れて肉体的には自由な状況になる。
 
問題は食事である。術後2週間はステージ①と呼ばれる流動食が出される(詳しくは写真を参照)。なお、まるで食べられない模様。栄養士から1口飲んだら3分間を空けるように指導されるのだが、そもそも無理。1口食べただけでお腹いっぱい。これで大丈夫なのだろうか。
 

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私「すみません、3〜4口しか食べられませんでした」
看護師「皆さんそんな感じですよ〜」
 
そんな感じで良いらしい。
 
この日も手術の疲労と痛み止めの影響で終日うつらうつら。睡眠薬を処方され、久々に泥のように眠る。
 
 
 
5月4日(木)
入院3日目。チューブもなく、体力も戻ってきて、食事も10口位食べれるようになる。
 
何となく暇になる。一応本やゲームは持ってきたものの、集中力が続かずに全然楽しめない。とりあえず何となくテレビを付けておく。なお、病室にはIPADが備え付けられているので、使い方分かる人は楽しめると思う(僕はずっと自分のスマホ弄ってた)。
 
術後の生活のついて指導がある。運動は1ヶ月後、風呂は1週間後、シャワーはもう浴びて良いらしい。傷口濡らすのは気が引けるので、髪は洗い、体は拭きつつ着替えをする。
 
昼間に両親が見舞いにくる。仲良きことは善きかなではあるものの、まぁよく喋る。そして話に付いていけないところで自分の体力が落ちてることを実感する。この辺りの段階で痛み止めを飲まなくとも突発的に痛むだけ+突発的な吐き気があるだけになる。とりあえず明日迎えに来てもらうことを決めて丁重にお帰り頂く。
 
自分の部屋より広い部屋に泊まるのも今日で最後と思うと寂しくなる。
 

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5月5日(金)
入院4日目+退院日。
 
これまでも何度も注射と血圧検査をしていたのだが、腕も血管も細いせいか、これまでどちらも1発で決まった事が無く、腕がアザだらけになる。
 
最後もそうかなぁと思っていたら、最後の最後でどちらも一発成功する。良い門出だ!(ポジティブ)
 
10時くらいに無事退院。父親に家まで車で送って貰う。結果から言えば吐いた。車中でゲロゲロ吐いた(どうも車の振動がイカンらしい)。でも吐き出すものも無いからひたすら胃酸を吐いた。吐くと傷口が痛む。死ぬかと思った。まぁ、一人で荷物押しながら帰るのとどちらが楽なのかはわからないけど。とりあえず来週から職場復帰予定なのだが、何となく暗雲が立ち込める。
 
その後は自宅でのんびり。家にいる分にはそんなに負担に感じることも無く。試しに外出してみたものの30分で力尽きる。なお、帰宅時点での体重は95.4kg。
 
 

5月1日(月)手術日前日:100.1kg+術前のステータスまとめ

5月1日(月)

いよいよ手術前日。
先週からアルコールを控え、週末にたっぷり運動し、いよいよ前日を迎える…と思ったら夜空腹で眠れなくなり、つい真夜中にラーメンを食べに行ってしまう。
結果落とした体重が100.1kgまで戻ってしまうのだから笑い話である。

良くないなぁ、とは正直思う。
ある人からは「あなたは無理して太っている」と言われたことがあり、その時は笑って流したけれども、こうやって見ると核心をついた発言であったと感じる。

まぁ、最大の難点は自分が無理をしているという感覚がないという点なのだけれども。

「自分が病気である」という認識は全てに優先されるべきであるものの、それが持てない自分は真綿で首を占めるように段々と体が悪くなり結果これまでの検査で明らかになったように33歳にしてはアウトな状況になってしまっているのだと思う。

そういう意味では、今踏みとどまる選択をしたのは良いことだと思おう。

当面の間お腹いっぱいにご飯食べられないのは残念である。

体にメスを入れることに不安がないわけでもない。

それでも、まぁ、少なくとも僕は「『明日』は今日よりきっと良い日になる」と思えれば、大抵のことは何とかできるのである。

ということで現時点でのステータスまとめ
身長:170cm
体重:100kg
腹囲:105cm
外観は以下のとおり

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4月24日(月) 術前1週間前:99.6kg+YMC栄養士へ術前連絡+カミングアウトの感想

4月24日(月)
体重推移:100.4kg→99.6kg。

栄養士から指導があった術前5%減量(96.7kg)が大分怪しくなる。

おかしいなぁ、毎日1万歩は歩いているのだけれども。

術前1週間前なのでYMCの栄養士さんに現在の体重状況について報告。

「減量頑張っていますね!ラスト1週間、気を抜かずに継続して頑張りましょう。」

…、多分もっとひどい人を含めて、慣れているんだろうなぁ。

まぁ、キツイ言葉をかけられるよりは気分いいのでもう少し頑張る。

 

大学の友人や草野球仲間など、粛々と友人にカミングアウトを進める。

よく言われるのが「私さん(仮)って、見た目ほど食べてないですよね?」。

飲み会ではそこそこアルコールを飲むものの、外食している分には他の人に比べて多く食べている訳ではないので、やはり自分は肉が付きやすい体質なんだと思う。

事実小学生低学年の頃は運動できない太っちょだったのが、4年生から野球を始めるとみるみる痩せていったし。

ただ、それなりに筋力は付いた今は、この体質は残念ながら活かせそうにない(肉体労働に転職すれば更に筋肉も付くだろうから、また話は違うのだろうが)。

まぁ、食べ物不足の時には重宝しそうな体質ではあるものの、ある意味手術をして食べる量を体質に合った量に変えるという選択肢は、自分にとって道理にあった選択肢であるように思う。

4月17日(月) 手術2週間前:100.4kg

4月17日(月)
手術2週間前。前週101.4kg→100.4kg。

 

ほぼ毎日飲んでいたジュースやアルコールを控え、ひたすらお茶を飲む。

たまに野菜ジュースも飲む。

やはり夕飯まで食べると体重増えてしまう感じ。

マイクロダイエットの夕飯置き換えをどれだけ徹底出来るかが勝負だと思われる。

特に来週は減量状況をYMCに報告しないといけないので、頑張って98kg台まで落としたい。

CPAP使用し始めて1週間経ったので雑感。

CPAPは寝ているときに鼻にホース付きのマスクを付けて、寝ている間空気を送ることで睡眠時無呼吸を防止するのだけれども、寝付きさえ上手く行けば割りと気にならない。

実際昼間の眠気は使用前に比べて低減されている…気がする。

そう考えると使って良かったのかなぁとは思う。

ただ、難癖つけるとすれば夜中途中で起きたとき。

CPAPは寝ているときの呼吸に合わせて空気圧を徐々に上げていくのだけれども、元々むずむず脚症候群のせいで夜起きてしまうことが多い性質なので、寝起きに最大送風されると訳が分からなくてビックリする。

あと、多分落ち着いて操作すれば風を弱くすることもできるんだろうが、寝起きにそこまで頭が回る訳もなく、マスク外す→電源止める→マスク付ける→起動させるという手間が地味に面倒くさい。

ただでさえ薬多いのに、一生CPAPというのもやってられないので、術後1年でCPAP終了できるように頑張る。

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4月10日(月)手術3週間前:101.4kg、術前検査4日目

4月10日(月)
手術3週間前。

体重推移は4月3日 101.8kg → 4月10日 101.4kg。

こう見るとあまり減ってないが、前日が100.6だったので多少は減ってきている…はず。

夕食を病院から支給されたマイクロダイエットに差し替えて、お昼は今までどおり食べてる感じ。

が、ちょっと濃いジュースを飲んだくらいでは空腹が紛れる訳もなく、週に何度かどうしてもお腹が減ってドカ食いしてしまうことがあり、その辺りが反省点①。


運動面。

ここ暫くの万歩計の記録を見ると、平日は会社の往復で8~9,000歩位で、他に用事があれば1万歩超えるぐらいっぽい。

歩数的には概ね満足すべき水準かなぁと思う。

追加の運動として、週1回昼休みを使って会社の近くのジムで30分ほどの水中ウォーキングを始める。

これはこれで良いリフレッシュにもなるので、術後も続けていきたい。

問題は週末2試合草野球の試合の予定があったのに、どちらも雨で流れてしまう。

更に外に出るのも億劫になり、週末の歩数は2日合計で2千歩に達せず、反省②。

 

食生活の見直しや運動については改めてまとめる予定。

 

また、この日は4回目の術前検診。

主にCPAPの導入について。寝ている間に10秒間以上の無呼吸の時間が70回以上あったらしい。

時間にして10分以上呼吸が止まっていたことになるのか、凄いな、記憶にないけど。

結局CPAPを使うことになったので、使用感もまた追って。

4月3日(月) 手術4週間前:101.8kg

4月3日(月)
手術4週間前。ここから体重推移や術前のダイエット等にも記載していく。


2月25日 101.6kg → 4月3日 101.8kg 

最初にYMCで診断を受けたときから1ヶ月経過してほぼ横ばい。

年度末で飲み会多かったとは言え、これまでの生活から特に気を付けた点はなし。

術前に5%減量するよう指導されているので、ここから97kg位を目指して減量していきたい。