33才サラリーマンが減量手術を受けてみた(仮)

体重100kg超えの33才サラリーマンが減量手術によってダイエットする日々について書いたブログです

記録のはなし(その2)

6月8日(木) 85.4kg

 
下記のエントリでどのように記録を付けているかという話をしましたが、今回はその記録をどう活用するかの話です。
 
結論から言えば、私は記録したデータを「脂肪と筋肉がどれくらいの量減っているか」を把握するのに利用しています。
 
ダイエットで大事なのは脂肪を減らすことで、脂肪の代わりに筋肉が落ちていたら、いくら体重が減っても長期的には成功とは言い難いですしね。
 
下記の表は手術前日から術後5週間目までの各種数値を表にしたものです。
ちなみに赤い部分が体重計で計測できるデータで、他の値は計算式から逆算したものになります。

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まぁ、脂肪の減少量と筋肉の減少量が体重の減少量の七がけぐらいな時点でどこまで信憑性のあるデータなのかというツッコミはあるものの、とりあえず日常管理の範囲では良いんじゃないかなぁと(一応インボディ測定も月1回はやるつもりです)。
 
で、改めて数字見てみると大体脂肪と筋肉が2:1ぐらいの比率で減っています。
比較対象がないから何とも言えないけれど、逆よりかはまぁ良いだろうと。
運動指導士からもとりあえず今のペースで十分と言われているし。
 
しかし、こうやって改めて数字見てみると、本当に体重15kg減ってるんだなぁ。
我ながら少し感動。
 
さらに言えば、最近の私の1日の消費カロリーが大体3,000kcal、摂取カロリーが約500kcal、脂肪を1kg消費するのに大体7,000kcalと言われているので、(3,000kcal-500kcal)×30日÷7,000kcal/kgで大体10.7kgだから、計算以上の成果が出ていると言えばそうなのですが。
 
ちなみに「でも体重の減り方が時期によって違うのは何で?」という方には次回のエントリにて説明します。

6月5日(月):術後5週間目のステータス 85.8kg

6月5日(月)

術後5週間目のステータス

身長:170cm
体重:85.8kg(手術前日100.1kg(▲14.3kg)、術前最大時102.3kg(▲16.5kg)
腹囲:98cm
外観は以下のとおり

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正面から見ると割と普通…かな?

横から見るとまだ顎回りに肉が残っているのでもうひと頑張り、には遠いか(目標体重65kg)

6月3日(金) コントロールの話

6月2日(金) 86.3kg

 
ダイエットをする時、あなたは「何を」コントロールすることができますか?
 
減量手術を行い、術前に比べて格段に食欲が減った今でも、正直に言えば食欲をコントロール出来ていません。
 
厳密に言えば「食欲はコントロール出来ないけれど、食べる量はコントロール出来ている」と言うべきでしょうか。
 
ステージ③で徐々に食べれるものが増えてきた現在、肉にしても魚にしても食べたい欲求はありますし、事実半分くらい衝動的にお弁当買ったりもしますが、半分も食べないうちにお腹いっぱいになってしまいます(半分残して翌日食べる)。
 
多分生きてるうえで自分ではどうしようも出来ないことがあって、自分にとってその一つが食欲なんだろうなぁと。
うん、まぁ、そりゃ太るわ。
 
逆に言えば物理的に食べられないものは食べられないので、食欲はコントロールできなくとも結果として食べる量は減っているので、やはり減量手術を受けて正解だったなぁと思います。
 
では逆に現在のダイエット生活でコントロール出来ているのは何か
僕にとってそれは運動です。
 
ジムに行くような運動は中々継続が出来ないけれども、割りと歩くのは好きなので、術後ほぼ毎日1万歩以上歩いています。
また、平日の水中ウォーキングや週末の草野球等も行うことで、大体1日3,000kcalぐらいは消費している計算です。
 
「摂るカロリーを減らし、使うカロリーを増やす」ことがダイエットの基本だとすれば、今の自分は概ねそれに則った生活が出来ているのではないかなぁと思います。
もちろん「食べる量は減らしたくないけど、ハードな運動ができる」という方もいるでしょうし、逆に「食べなくても大丈夫だから動きたくない」という方もいるでしょう。
 
多分自分が何をコントロール出来るかを知っておくことが大事なんだろうと思います。

6月1日(木) 術後1ヶ月検診

6月1日(木) 87.1kg

 
今日は年休を取り、YMCで術後1ヶ月検診を受ける。
最近体重減のペースが落ちているので、若干気が重い。
 
最初は採血。珍しく一発で決まる。
そう言えば何かの記事で太っている人ほど注射が難しいという話を読んだので、こんなところで痩せた効果が出たのだろうか。
 
続いてインボディ測定と術後生活のアンケートを記入しつつ外科医診察へ。
術後の生活の状況の報告や、血液検査の結果の説明をされる。
特に肝臓と中性脂肪の値が劇的に良くなっていてビックリ。
約2ヶ月酒飲まないとここまで良くなるものなのだなぁ(驚嘆)。
先生からも現在の減量ペースについてお褒めの言葉をいただく。
なお、下記のエントリでも書いたように、CPAPを使うと寝付きが悪くなる旨を相談すると、CPAPの使用継続について内科医の判断を仰ぐように言われる。
正直、CPAPは1年ぐらいは付けざるを得ないのかなぁと思っていたので、出来ればこのまま外せるように話を持っていきたい。
 
続いて運動指導士面談。インボディ測定の結果について説明される。
筋力量は減少しているものの、それ以上に体脂肪が落ちているので、今のペースを続けていくよう話をされる。
筋力の落ちが気になるのならスクワットとかも良いらしい。
 
隣の栄養士の所に移動し、先日の相談のお礼を言う。
水分が足りないと熱中症にもなりやすいようで、もっと水分を摂るように指導される。
また、今は夕飯に少しだけご飯を食べている事を伝えたところ、「ご飯食べる前に野菜を食べなさい。肉や魚でお腹いっぱいになるならそれでも良い」というある意味豪快なアドバイスを貰う。
・・・野菜食べよう。
 
その後サポートグループ(患者の会)に参加。
今回は術後数年経った方も参加されていて色々アドバイスをいただく。
特に印象的だったのが、術後1〜2年で自然と体重が落ちてくる期間は終わり、その後は普通にダイエットする人と同じように努力することが必要という話。
この手術は単なる楽して痩せる手術ではなく、生活習慣の見直しこそが重要であることを改めて実感。
 
また、他にもこんなアドバイスが。
・栄養士からは1日2リットル水分を飲めと言われていたが、頑張ってそれ以上飲むようにしたら体重がドンと落ちた
・人によって食べやすいもの、食べにくいものはあるので、色々試してみる(ただし食べにくいものは吐く)
ポテトチップスやナッツといった、ちょびちょび食べられるものはダラダラ食べ続けられ、リバウンドの原因にもなるので避けること
 
そんな感じで14時前に終了。
本日の代金と手術費用の精算が行われる。
大きな出費は終わったので、費用についてはまた改めてまとめるようにします。

5月29日(月):術後4週間目のステータス 87.3kg

5月29日(月)

術後4週間目のステータス

身長:170cm
体重:87.3kg(手術前日100.1kg(▲12.8kg)、術前最大時102.3kg(▲15.0kg)
腹囲:98cm
外観は以下のとおり

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5月28日 記録のはなし

5月28日 87.0kg

 
記録(レコーディング)のはなし。
 
レコーディングダイエットという手法があります。
要するに食べたものを記録するということでダイエットの意識付けをしようというやり方です。
 
記録のやり方としては多分色々あるのでしょうが、僕は次のようなやり方で記録をつけています。
 
1.体重、体脂肪、筋肉量
オムロン「体重体組成計 HBF-255T カラダスキャン」使用)
 
まずは全ての基本となる体重です。
僕はこれをオムロンの体重体組成計を使って計っています。
この体重計を使う理由が2つあって、一つは体脂肪と筋肉量が計測できること。
まぁ、これはこの機種に限らず出来ると思います。
もう一つがデータを記録してスマホに転送出来ること。
体重を計測しても記録として残さないと意味がないのですが、この体重計の場合、下記の図のようにデータをスマホに移す事ができます。
好きなときに記録を確認することが出来るので非常に便利です。
 

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2.消費カロリー、摂取カロリー
(Fitbit 「charge2」使用)
 
普段、腕時計の代わりにFitbit Charge2という活動量計を着けています。
これは歩数計の機能に加え、脈拍を計測することで自動的にその運動強度に合わせた消費カロリーを計測してくれます(例:ランニング、サイクリング等)。
データはスマホと連動していて、基礎代謝を含めた1日の消費カロリーを計算してくれます。

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また、食べたものを入力する機能もあり、大まかなその日の摂取カロリーを記録することも可能です。

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とはいえ、結局のところ問題は「記録をどのように活用するか」なのですが、それは来週の1ヶ月検診の結果と合わせて説明するようにします。

5月25日(木) 飲み物のはなし

5月25日(木) 88.3kg

 
術後、YMCからは1日2リットルの飲み物を飲むように指導されます。
水分を摂らないと疲れやすくなったり髪が抜けやすくなったりするそうなので、多少辛くてもやらなきゃいけないのが辛いところです
 
手術直後はお猪口でおっかなびっくり飲んでいた水も、術後3週間も経てば割りとグビグビ飲めるようになるので、慣れてしまえば量を飲むだけなら何とかなります。
 
問題は味です。
 
元々私はペプシ大好きっ子でしたので、下手すると1.5リットルのペットボトルを1日で空けることもありました。
まぁ、カロリーゼロ飲料とはいえ、人口甘味料が入っている以上、そりゃ、まぁ、太るでしょう。
 
これはマズイということで代わりに飲み始めたのがレモンフレーバーの炭酸水。
ちなみに焼酎用のレモンを少し足すのがワタシ流。
元々炭酸を飲むのは気分転換の意味も大きかったので、この転換は比較的容易にいきました。
 
これぐらいのタイミングでYMCを初めて受診したのですが、術後炭酸を飲むと胃が広がり空腹感が増すとの指導があったため、飲み物をお茶に変更。
親戚にお茶屋さんがいることもあり、お茶自体は好きなのでこれも転換成功。
 
術後も基本お茶飲めば良いと思っていたのですが、特に術後1週間ぐらいはお茶を飲むとどうも胃がチクチクする。
元々YMCからもカフェインはダメとも言われていて、お茶ぐらいなら大丈夫だろうと嵩をくくっていたのですが、やはり良くなかったようで、飲み物を麦茶に代えると急に楽になりました。
 
それからはずっと麦茶生活。
 
でも、まぁ、あれだね。
オフィスでスーツ姿のサラリーマンが飲むものではないというか、流石に味に飽きるというか、通り越して気持ち悪くなってくるというか。
 
なので、麦茶を中心に色々な飲み物を組み合わせていくのが良いんじゃないかなぁ。
もちろんカロリーレスなのは大事だけど。
 

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